肉骨茶。バクテー、と読みます。
マレーシアを代表する料理の一つです。
多民族国家マレーシアは、大きくマレー系、中華系、インド系の人々が暮らしています。この民族全てに共通するのは、メシが美味いこと。
このメシウマな人々が寄ってたかってご飯を美味しくしている国、それがマレーシア。
コストに対する味を考えた時、ご当地グルメ満足度の高さは、私の中では群を抜いてトップです。
肉骨茶はそんなマレーシアの中華系民族が作り出したものです。
漢字に肉とあるように、メインの具材は肉です。それをたくさんのニンニクと漢方系スパイスと一緒にじっくりじっくり煮込んだのがこの肉骨茶。言わば豚の角煮です。マレーシアやフィリピンをはじめとする地域の豚の角煮文化圏も気になる私。
友達がある日マレーシアから持ち帰った肉骨茶の素により、肉骨茶の虜になってしまい、ひどい時はお弁当が肉骨茶。ほんとオフィスの周りの人たちに申し訳ない(あんまり申し訳なくない)。
肉骨茶が生まれたのは、クアラルンプールから電車で約1時間、Klangという漁師町です。この街に住む屈強な漁師さんたちは、肉骨茶をなんと朝ごはんとして食べて、漁に出るそうです。
なので本場肉骨茶やさんは早朝に行かなきゃ開いていません。
というわけでKLセントラル駅に友達と朝6時半に集合し、いざKlang。
Klang駅。
わりと駅が小さかった。
駅前はインド系のお店が広がっています。
ここでUBERで車を呼びます。
車は必須です。
毛山稿の近くの売店では、このお店がプロデュースした肉骨茶の素が売られています。
お値段もお安く、料理好きな人へのお土産に超ぴったり!
まあ、自分用やねんけど。