イランは今回が初めての訪問でした。
当初友達も1人もおらず不安でしたが、友人たちの紹介により、イラン関係の日本人と知り合い、ホームステイでイラン人と友達になることができました。
イラン人はよく言えば人懐っこい、悪く言えばしつこいところがあり、特にイスファハーンの観光地では声をかけられるのが怖くて疲れ果てて、もうイランには来ない!と思ったことも ありましたが、やっぱりイランでできたお友達にはまた会いに来たいと思います。

トルコは今回が2回目の訪問です。
トルコと初めて関わったのは高校時代、モンディアロゴというUNESCO主催のスクールコンテストでチームを組んだことがきっかけでした(このチームは世界大会で準優勝)。
そこからトルコのロック・ポップスを聞くようになり、今回やっと念願のロックフェスに参戦することになりました。
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また、最初の目的地であるイズミルには、トルコ人の友人がおります。
再会するのを楽しみにしています!



食文化、食習慣について、私がこの3週間で見聞きした範囲で書きます。
3週間で全てわかるとは思っていないです。
訪れたのはテヘラン、イスファハーン、ヤズド、シーラーズ 、カーシャーンなど観光主要5都市です。

食事の時間
朝は起きたら食べるのですが、お昼は大体3時ごろ食べます。
その後夜ご飯に至っては10時か11時頃です。
夜は軽くたべる、と言いながら食べるものがピザだったりとかします。
ご家庭にお呼ばれしちゃうと、夕方行っても夜までフルーツのみ、日付が変わる頃にやっとちゃんとしたご飯が出てきます。

重めの食事について
脂っこいこってりしたものは、朝食べる習慣があります。
そうすると夕方まで腹持ちするからだとか。
これをヘルシー、と表現するイラン人もいます。
やってみたけど慣れないのでちょっと気持ち悪かったです。
お茶漬けたべたい。

基本の調味料
塩、コショウ、ターメリックです。
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サフランは確かに比較的多く使うけど、そんなにそこまで多くありません。
そんなことよりもターメリックはほぼ何にでも入れていました。
他にもシナモン、クローブなどのスパイスを使うこともあります。

ハーブ類の使い方
ハーブ類は、食卓にサラダ代わりにどんっとバジルなんかが置かれます。
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バジル、ネギ、コリアンダーがよく入っています。
刻み野菜なんかを料理に入れるときは、生でもいいけど、忙しい人は乾燥のやつを買ってストックしておいたりするみたいです。

乳製品
元々遊牧民がいたこともあり、この国には乳製品があふれています。
チーズもクリームチーズみたいなやつから酸味のあるやつまで、ヨーグルトの種類も豊富です。
トルコのアイランに相当する飲み物もあります。
中でも私が興味を持ったのは、カシュク、というもの。
液体状のやつはチーズとヨーグルトの間みたいな味で、スープなんかにかけて食べます。
固形のものも売られており、酸味が強く、ちょっとずつかじっておやつみたいに食べます。
写真は、固形のおやつカシュク。
手前の黒いのも、おやつカシュクです(違いは不明)。
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レストランのご飯は美味しくない
家庭料理が美味しいのは当然なのですが、イランのレストランと家庭の味はかなり差があります。
レストランだとなんだか塩が足りなかったり、油っこかったり、すごく物足りない感じの味です。
全力でホームステイをお勧めします。

イランでは、ほぼ全ての都市でホームステイをしました。
ホステルなんかよりも安いのもありますが、何より楽しかったです。
飲食店のメニューすら読めない私には、たとえデリバリー一つでも頼んでもらえるのは大変心強く思いました。
観光もいいですが、私にとってはホームステイこそがイランの真骨頂という感じがしました。

ホームステイをするため、Homestay.comというサイトを使いました。
その中で女性もしくはカップルのホストで、レビューもいい感じの人を探して予約しました。

シーラーズ 
ホストのザハラちゃんは、まだ20歳の大学生でした。
とはいえ20歳で結婚して2年も経っており、それを聞いた時はびっくりしました。
お邪魔した時はちょうど大学のテスト期間中にも関わらず、色々と私とお話をしてくれ、イランの経済状況、イランで禁止されているものとその理由、大学のことなんかを流暢な英語で色々詳しく教えてくれました。
イランの経済状況は良く無いながらも、彼女はいつか海外を旅行することを夢見て、外貨をコレクションしていました。
私がいろんな国で集めてきたお金を渡したら、彼女はすごく喜んでくれ、毎日それを眺めて、この国はどんな感じか、、などなど話しました。
シーラーズには微妙な距離の場所にペルセポリスやピンクの湖などの観光地があります。
市内なども含め、彼女のガイドで車で観光名所を回ることも可能です。
特にピンクの湖は、季節や天気によってピンクの場所が変わるそうで、地元民の知識が不可欠だそうです。
観光案内所を通すよりも楽で大変よかったです!
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イスファハーン
ホストのメハノーシュさんは29歳、結婚がべらぼうに早い人もいる中、彼女は独身でした。
家族が持っているアパートの建物の3階に暮らしており、そのお部屋を貸し出しておりました。
彼女は物凄く料理上手で、今までレストランの出来合いの食事をしていた私は、やっと本当にイラン料理が美味しいんだということがわかりました。
ホテルやレストランで食べたご飯はしょっぱかったり味がなかったり微妙だったのですが、彼女のご飯は旨味もしっかり出ており、とっても美味しかったです。
ブログにまとめたイラン料理のことはほとんど彼女に教えてもらいました。
彼女のボーイフレンドは音楽家で、イランの伝統楽器だいたい全部演奏できるようで、音楽についても色々教わりました。
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カーシャーン
ホストのマリアムちゃんは25歳、彼女も結婚が早く、既に5年目だそうです。
英語教師の彼女は外国人の友達が欲しいと思って3年前からホスティングを始めたそうです。
当初はイラン的普通である「結婚して、子供産んで、たまに旅行したり服買ったりおいしいものを食べるのが幸せ」というのに何も疑問は持ってなかったそうです。
しかしホスティングをするにつれて、私のような女性の一人旅を見ていると、世界を見たい欲がムクムクしてきたそうです。
しかし女性の一人旅なんか家族やご主人が許してくれるはずもなく、ホスティングすることで旅行してる気分になる、とのことでした。
彼女は親戚のお家なんかに連れ回してくれ、もてなしてもらったり、お庭にカーペット敷いてのんびりしたり、みんなと仲良くなったりと大変楽しい時間を過ごしました。
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ツアーなんかだとホテルに泊まって用意されたご飯を食べて終了ですが、それだとイランのうわべだけ見ている感じがします。
イランにはたしかに禁止されているものや厳しいルールがたくさんありますが、それらについて実際に一般人がどう考えているのかは、やはり一般家庭に行かなければ見聞きできません。
イラン人は総じて大変フレンドリーで、外国人を見たら話しかけて来るのですが、私の場合は男性ばかりが寄ってきて何だか信用できない思いが抜けませんでした。
それもあり、これらの女性ホストや彼女たちを通じて知り合った人たちと濃密なコミュニケーションを取れたのは大変嬉しいことでした。
イランに来て、彼女たちと知り合えたことが、私は何よりも嬉しいです。

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