アメリカ大陸最高峰の山はアコンカグア、イモトが前に登ってたやつです。
アコンカグアがあるアンデス山脈は世界最長の山脈、またそこを境とするアルゼンチンとチリの間は世界で2番目に長い国境(一番はアメリカとカナダ)となります。

メンドーサからチリの首都サンティアゴに向かう道を走ります。
サンティアゴまでは6時間くらいだけど、メンドーサからアコンカグアはまでは約3時間くらいの道のりです。
道すがら見える景色が既にとても美しく、世界中あまり見ないような岩の感じになっています。
ここら辺ではブラピ主演の映画Seven years in Tibetが撮影されたそうです。
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途中あるのはインカの橋と呼ばれる天然の橋。
温泉が湧いていますがここは環境保護エリアのため入れません。
この橋には伝説があります。
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インカの皇帝の娘が病気にかかり、占い師によると温泉に浸かるのがいいと言われた。
そこで温泉に出かけたが、この川に橋がなく渡れなくて困っていた。
そこでインカの兵士たちがつながって人間の橋を作った。
皇女が渡り終え、振り返った時、神によって兵士たちは石に変えられた。

この橋から5分くらいのところにアコンカグア国立公園があります。
多くのツアーはアコンカグアをこれよりもさらに遠くから眺めて終わるのですが、このツアーでは国立公園まで入ることができます!
アコンカグアに登りたい人は、ここからさらに奥に行けばいいそうです。
もしくはここのヘリポートから一回1600ドルくらいで30分くらい頂上周辺を周遊飛行してくれるみたいです。
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この辺りはかつて海でした。
その証拠に、貝殻やアンモナイトの化石が出ています。
これを発見したのがチャールズ・ダーウィン、ここからかの有名な「種の起源」を書き始めたそうです。
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ダーウィンはここにいるときに何か虫に腕を刺されました。
筋肉がパンパンに腫れていく様をダーウィンは「やっべぇ!すっげえ!」と眺めて研究していました。
しかしそれは寄生虫の一種で、約30年後には心臓発作で他界するというもので、ダーウィンはそれが原因で死んだとされています。

お昼ごはんは伝統的なアルゼンチンバーベキュー!
ヤギの肉は全く臭みがなく、血のソーセージもすっごく美味しいし、牛肉の脂身は日本のよりはるかに食べやすく、最高でした。
先日から何度か肉を食べていますが、この国の牛肉は今のところ世界で一番うまいです。
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今日のツアーも昨日と同じところ主催でした。
すごく良かったのでオススメしておきます!


メンドーサのワイナリーツアー、ランチがとても素晴らしかったので、切り出して書きます。

こちらのワイナリー、Finca Agostinoはとても大きく、ぶどう畑やレストランだけでなく博物館まで併設されたとてもゴージャスなところでした。
入り口に植わっていたのはシュナンブラン、垣根ではなく棚で作るそうです。
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これがレストラン。
眺めも良くて、一人だと絶対入らない感じのところです。
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バックパッカーの飯とは思えない、完璧にセッティングされたテーブルにテンションが上がります。
こんなの何ヶ月ぶりだろう。
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最初の前菜の前に、チーズをベーコンで巻いて揚げたものが出てきました。
ソースはコーンクリーム、久々に美味しいスイートコーンのソースを食べました。
ワインはロゼでした。
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前菜とスープが一緒になったような、トマトとチキンの和え物。
下のコンソメスープがお料理と良く合って、それはそれは美味しかったです。
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サラダ枠?の焼きなすにハーブを乗せたもの、ヨーグルトソース添え。
ハーブはミントやバジルを使い、ヨーグルトソースが中東っぽさを加えています。
ここでシャルドネが出ます。
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まだメインにはたどり着きません。
お肉とチーズをスライスした芋?で巻いて揚げたもの。
ソースはセロリだそうです。
とてもクリーミーで美味でした。
そこでお口をさっぱりさせるのが、レモンとローストピーナツをかけたサラダ。
どちらも絶品でした。
ここでマルベックレゼルバが登場します。
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メインディッシュは色々選べました。
ニョッキも美味しそうだったし、お肉も素敵だったけど、昨日ステーキだったし今日はパエリアにしました。
マルベックグランレゼルバともちゃんと合います!
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イチゴのシャーベットで口直しし、ビーツソースとてん菜糖のかかった桃でした。
ここでスパークリング、南米のスパークリングワインはエスプマンテと言われます。
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なんだか適当な格好で参加してしまったけど、とてもいけてる店に来てしまいました!
私住所不定無職なのにこんなことしちゃっていいんでしょうか!
ものすごく、ここ数ヶ月でおそらく一番充実した食事でした。

アルゼンチンは観光のお値段がなかなか高いです。
今日のワイナリーツアーも165ドルの15ドル値引きで150ドル。
バックパッカーには痛いお値段だけど、酒にかける金に糸目はつけられないのがわたし。
しかし、この旅で一番かもしれないすごく素敵なワイナリーツアーができたと感じました。
お客さんもなかなか年季の入ったワインラバー、ガイドもソムリエ資格持ち、ワイナリーもかなり専門的な事まで教えてくれ、全てがうまく揃ったな、という感じでした。

最初のワイナリーはBudeguer。
メンドーサぶどう育成の基本を教わります。
ここは夏と冬の寒暖の差がとても激しく、霜もよくおりるし、かなりの確率で卵サイズのヒョウがふるそうです。
ぶどうにかけられた黒いネットは、主にヒョウ除けだそうです。
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寒くて霜の危険がある日には、スプリンクラーを使い、水を撒き散らし、ネットを凍らせる事で、冷たい風がぶどうにふきつけるのを防止するそうです。
ぶどうの下のホースはこれ用と、水遣り用だそうです。
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こちらはマルベックはもちろんのこと、プチベルドー単一で作られたワインも最高でした。
プチベルドーのアイスワインもとても素敵でした。
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2軒目はTerrazas。
ドンペリで有名なモエシャンが所有するワイナリーだそうで、今まで世界中で見てきたワイナリーのどこよりもおおきかったです。
写真のセラーは、この10倍くらいあります。
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樽ゾーンもとてもおおきく、これの3倍以上あるイメージでした。
空調も毎日効かせてるようで、すごい財力だなと地味に感心しました。
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ここの面白いのは、樽熟成させたやつ2018年とさせてないやつの試飲と、同じものの2009年という垂直斜めくらいのテイスティングをさせてもらえたことです。
樽の効果を実感することができました。
ここが作るトロンテスはとても秀逸でした。
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3軒目はAntigal。
ワン、というブランドがとても秀逸でした。
テイスティングではソムリエ試験のときワインスクールでやったようなことをやってくれ、他の人のコメントも大変勉強になりました。
アルゼンチンはマルベックがブームになっていますが、次期ムーブメントとしてカベルネフランを持ってこようとしているようでした。
その通り、今までで一番うまいと思うカベルネフランを飲みました!
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いつもはあまりこんなことしないんだけど、このツアーがあまりにも良かったので、ツアー会社を乗せておきます。
たくさん予約すれば、その分ディスカウントあります。
ランチもちょっとありえないくらい素晴らしかったので、別記事で書きます。

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