酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

生理で貧血気味で立ちくらみがする、、と言ったらイギリス人に勧められたのがギネスビール。
マジで貧血にはギネスらしいです。
鉄分やらなんやらたくさん含まれてて健康にいいらしいです。
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イギリスで出産した人は、授乳のためにギネスを飲むことを勧められたというし、妊娠中もギネス1缶くらいは大丈夫と言われてるくらいだそうで、ところ変わればだなあ、としみじみ思いました。
ちなみにギネス飲んだ後はアルコールのおかげもあるのか少し元気になりました。

スコッチエッグって、実は牛肉ではなく豚肉のしかもソーセージの中身的な肉を使って作られる料理だと知ったのは、彼女に教わってからです。
しかも肉だけでなく衣つけて揚げるそうです。
揚げ物はお腹にきついので、揚げずにコーンフレークで作る方法を模索しました。
以下参考レシピ



せっかく彼女がいるので、一回作って現地のと同じ味にできたか感想を聞くことにしました。

スコッチエッグ
材料
卵 4個
豚ミンチ 450g
燻製塩 小さじ1.5くらい
ローズマリー ひとつまみ
タイム ひとつまみ
カイエンペッパー みみかき一杯
胡椒 3ガリガリ
コーンフレーク(砂糖なし) 適量

卵を茹でます。
私は水から入れて、沸騰してから7分で火を止めます。

ソーセージミート的なものを作ります。
燻製しないので燻製塩を使いました。
ペルーで買ったものですが、インド食材とかでもよくあります。
よく混ぜて、冷蔵庫でしばらく寝かせます。

コーンフレークをバシバシして粉々にしておきます。

ゆで卵を肉で包み、コーンフレークをまぶします。
予熱なしのオーブンで40分ほど焼きました。
本当はパン粉をつけて油で揚げます。
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できました!
ちょっと白いとこ見えてるけど。
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彼女曰く、美味しいけどイギリスのとは違う味がする、るとのことでした。
どうやら肉部分が本来もっとぱさついてるそうです。
それ聞いて、油も結構出たので肉にパン粉とかちょっと混ぜても良かったなと思いました。
次回イギリス行った時は本場のを食べてこようと思います!

彼女がイギリスに帰るまで1週間、イギリスめいた食べ物を作ってくれました!

耐熱容器に油を敷き、ささみを入れて塩胡椒します。
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じゃがいもは柔らかくなるまで塩を入れたお湯で下茹でします。
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油だけ敷いた耐熱容器を軽くオーブンで熱して、そこにじゃがいもを入れ、塩胡椒して油と絡ませます。
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鶏肉とじゃがいもは200度のオーブンで両面20分ずつ焼きます。
その間ににんじんとブロッコリーを塩茹でします。

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焼き上がった鶏肉は細かくシュレッドします。

グレイビーソースを作ります。
グレイビーグラニュールを熱湯で溶かします。
ご飯やパンを添えないので、このソースは日本人が思うシチューより薄めに作ります。

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盛り付けたものにグレイビーソースをぶっかけて完成!!!
いろんな外国の料理作ってきたけど、シンプルな材料で大変にヨーロッパめいたメシが出来上がりました。
タンパク質も野菜もたっぷりで大変嬉しいです!

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主食という概念ってもしかして日本にのみあるものではないかと思いました。
炭水化物を食わねば、って思ってるのって日本人の固定観念であり、なければないで、って思ってる民族が多いような気がしてます。
それかひたすら芋ばっか食ってるとかで、栄養バランスという観点も意外と世界に浸透してないもんだなと旅行中に驚いた記憶があります。
日本人は米がうますぎて、おかずやらなんやらは全て米を食べるために存在し、そのために味を濃くつけるんだと思います。
海外のご飯が大味と言われるのは、必ずしもパンやじゃがいもが必須でないから、味をそんなに濃くつける必要がないからでは、と思いました。
日本人はもしかして、米がない方が薄味な食事ができるんだなと思いました。

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