酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

イスラムの模様ほんとかわいい、もう可愛すぎて悶絶する、っていう人のためのモスクガイドです。
有名どころのモスクは大体まわりました。
とはいえマレーシアに行く目的はいつもご飯!これほど飯の美味い国は少ない。中華、インド、マレーとメシウマ民族がみんなよってたかって飯のクオリティを上げている素晴らしい国。
そんなグルメ大国でしこたま食うべくご飯とご飯の間にやるのが観光。博物館とか色々あるけど、やはり国教イスラムが1番力がはいっててステキ、見応えがあります。

モスクだと服装を心配される方もいらっしゃいますが、大体のモスクは入り口でローブを貸し出してくれるため心配いらないことが多いです。
とはいえ髪を隠すストール的なものぐらいは一枚持っててもいいかも。ショッピングモールが寒い時も羽織れるし。
お土産にしたい人はモスクの近くで被るやつ買うのがいいです。大体30円前後からあります。

マスジドジャメ
マスジドジャメ駅から徒歩すぐです。交通量の多い道路なので気を付けて歩きましょう。
写真がみつからず。。
クアラルンプール最古のモスク。
お祈りゾーンは信徒のみで立ち入り禁止箇所が多いですが、この街の歴史をよく知れる場所でした。

ブルーモスク
写真が邪悪ですね。この日は雨がぱらついてました。
その名前からも分かる通り、トルコ系のモスクです。中の絵もかなりトルコに寄っていて、チューリップがいたるところにあしらわれていました。
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シャーアラム
クアラルンプール中心部から電車で約1時間、シャーアラム駅で下車。
そこからさらに車じゃないといけない距離です。
私が行った時は、入り口にガイドさんがいました。
見学可能時間が決まっているので、そこも要チェックです。
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濃い青が綺麗な、とっても落ち着いたモスクでした。
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モスクは祈りの場としてだけでなく、教育、集会など様々な目的で使われるコミュニティセンターです。
このモスクもそういった役割を大きく担っており、語学学校や結婚式、マッサージやさんがあったりと生活を潤すものが一通り揃っていました。
おまけにタダでマレーシアご飯もらったのめっちゃ嬉しかった。

プトラモスク
KLセントラル駅から空港行きの特急列車に乗ってプトラジャヤ駅下車。
そこからさらにタクシーが必要です。
途中見える国会も、青いドームがとっても綺麗でした!

こちらは全部ピンクなことと、湖に浮かぶようになってるのがとても綺麗で有名です。
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ピンクかわいい
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このモスクをよく見るためなのか、ここ周辺から遊覧船が出ています。
ロングクルーズとショートクルーズが選べるんですが、ロングクルーズを選ぶと近隣の新興住宅地を延々と見せられる羽目になったので、多分ショートがいいんだと思います。。

ナショナルモスク
クアラルンプール中心部にあるナショナルモスク。
ギザギザの屋根が印象的な建造物です。
近代建築なので外観は正直そんなにそそられないんですが、中の装飾はしっかり伝統的で美しかったです。
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中も良かったけどこのモスクはお庭の方が素敵だったかも。
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イスラム美術館
ナショナルモスクの近くだった気がしますが、このイスラム美術館がおそらく1番ステキでした。
大本命です。
多分今までのどのモスクよりもイスラム装飾が建物、展示品グッズ売り場、レストランに至るまでぎっしり詰まっており、誠に胸熱。
この屋根、もうサマルカンドに戻ってきたみたいな超絶ステキな装飾!!
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お庭も地中海近くのイスラム庭園のような感じでとても美しい。
確かこのお庭を見ながらモロッコ料理をいただけたはず。
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旅先での出会いはいいのも悪いのも引っ括めて大変素敵な思い出になることが多いです。
しかし、このお付き合いを深く長く続かせる場合は色々と気をつけた方がいいかもしれません。

以前旅先で出会った現地の方と恋愛的な意味でお付き合いしたことがありますが、ご多聞に漏れず所謂「価値観の違い」というので半年ほどでお別れすることになりました。

その方は「私と暮らすために日本に行く、そのお金を稼ぐために他国に出稼ぎに行く」と言い始めました。
その人のいる地域の平均月収は正社員で4万円、しかも大学中退だからその人がつける職もほぼなし。しかし他国では月20万円程度稼げると。
よくよく聞いてみると、観光目的だと1カ月まではビザ無しで滞在できる国にそれ以上に不法滞在して不法に就労する、とのことでした。
じゃあもう帰れないじゃん、というと「その国が飛行機代を出してくれて故郷に送り届けてくれるんだ」と信じられない返事。
それって強制送還。。

驚くべきことに、その人はそれをさも良い考えであるかのように言っていました。
当時その人は23歳、いくら若いとはいえやってはいけないこともわからないのか、と私は思い、お付き合いをすっぱり切りました。
これ以上お付き合いを続けて、万が一その人が日本に来て悪事を働き私の名前を出されてしまった時、私の生活にも影響することを恐れたため、友達に戻るとかもなく、その人の家族や友達もまるごと関係を断つことにしました。

後々色々な国の人にこの話をしたところ、彼を理解する人もいました。
場所によっては母国で得られる収入が少ないなどの理由があって、目的達成のためには不法滞在や不法就労はある意味仕方がないものであり、車の少ないところでの信号無視程度の認識しかない地域もあるようです。
法律を守る、という価値観すらも日本人、いや私が育ってきた環境特有のものであり、「たまたま」なんの違和感や疑問を持つこともなく、少なくとも私は今までそうやって生きてきました。

旅行中に必要以上に疑心暗鬼になる必要は無いと思いますが、自分にとっては絶対ありえないことが世界ではまかり通っています。
価値観という言葉に含まれるものが大きすぎます。食が合わないとか言葉が通じないとかの単純な問題ではありません。
警察や法律すら自分を守ってくれない可能性があります。
場合によっては自分の将来がめちゃくちゃになる可能性もあります。

恋愛的なお付き合いに限らず、こういった文化の違いを体験をする人は今後もいると思いますが、そんな時に少しでも冷静に考えられるようにと思い、これを書いておきます。


写真は関係ないけどインドネシアのボロブドゥール寺院。常夏の国の早朝は寒かった。
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ワインエキスパート・ソムリエ試験を受ける皆様、試験申し込みが始まりました。
受けるかまだ迷っている方もいらっしゃると思います。
そういう方はこの本を見るよろし!


本屋さんでまずは立ち読みすればいいと思います。
そうするとどんな問題がでるのか、自分が今どのぐらいのレベルなのかがよくわかると思います。

ワインエキスパートの問題集はよく販売されていますが、過去問はおそらくここだけかと。
しかしこの本私もまだ見ていないので、去年パソコン受験だったあの過去問だいたい数千問がどんな風に掲載されているのかは未知数。

電話帳のようなソムリエ教本600ページ、あと半年ぐらいで丸暗記できる自信がある人は、ぜひやってみたらいいと思います!
私は暗記大好き、お酒大好き、ご飯大好きでおまけにそこそこ言語マニアだから設問のカタカナの響きで大体どこの国の何のことを言ってるのかまで推測できたため、この試験をかなり有利に進めることができたと思います。
全くゼロからのスタートだったらめちゃくちゃつらかったと思います。

うーんやっぱちょっと勉強するだけにしとこう、、、という人はこちらの本がおすすめ!



地図帳で、ワイン産地とワイン好きが知っといて損はない村の地図とか主要な格付けとか、いろいろ載ってます。
ワインのことを何も知らないところから始めた私は、最初の1か月はむしろこれだけでよかったんじゃないかなぐらいです。
何より薄いから持ち歩きやすくて、これ持ってワイン居酒屋ハシゴして、ソムリエさんたち質問攻めにすれば、かなり情報を得られます!
最初は安くておいしいので十分、畑名とかシャトー名なんてわかんなくていいです。

今日もよい酒を!

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