酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

イギリスはメシマズだと言われ続けていますが、とはいえイギリス飯だと意識せずに食べているものも割と多いかと思います。
その一つが、アフタヌーンティーで知られるスコーンであると思います。

私がまだ小学生の頃、大阪は梅田の茶屋町のあたりに美味しいアフタヌーンティーセットを出してくれるお店がありました。
今もあるのかは知りませんが、当時何度かせがんで連れて行ってもらった記憶があります。
そこではスコーンとロイヤルミルクティ、もちろんクロテッドクリームをつけていただくことが出来ました。
スコーンはパサパサで、バターやクリームをアホみたいにたくさんつけて食べても怒られないのが良かったです。
我ながらマセ散らかしたガキだなと思いますが、当時はあのクリームを食べに行っていたと思います。

昔イギリスに来た時もあんまり覚えてないけどアフタヌーンティーしましたが、今回はもっとローカルにいきたい所存です。
あかねさんに連れてきてもらったでっかいスーパーのパン売り場には、いろんなパンが並ぶ中、スコーンもバッチリ売られています。
しかもこれ1袋1ポンドです。
イギリスはイケてるカフェで外食すると、スコーン1個5ポンド近く取られるけど、スーパーだとここまで安く手に入ります。
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この1ポンドのスコーンを朝ごはんに頂いてみることにします。
スコーンを半分に割り、クロテッドクリームとジャムをこんな感じでもりもり塗って食べます。
この後またサンドイッチするのではなく、このまま半分ずつ食べるのが正式だとか。
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お味はとっっても美味しく、昔食べたスコーンのパサパサ感よりも僅かにしっとりしており、大変食べやすいです。
クリームは、トルコで食べたKaymakよりも僅かに粘りがあり、重くて濃厚でした。
ジャムの酸味がクリームの重いところといい感じに調和し、ほの甘いスコーン生地と紅茶にマッチする逸品でした。
全く1ポンドだからと言って安物ではなく、大変美味しかったです!

昨日から高校時代の友人、あかねさん宅にお世話になっています。
あの頃放課後一緒に水野屋のコロッケ食べたりして遊んでいた彼女は、今はイギリス人のご主人とイギリス南部の街ファーナムに暮らしています。
私がこの旅行初のイギリス飯として食べたポットヌードルに玉砕している様を見て、彼女に色々と美味しいイギリス料理について教わっています。

今日朝ごはんに紹介してもらったのは、クランペットというイギリスのパンケーキ。
これは買ったものですが、発酵させた生地にさらに重曹を入れてパンケーキのように作るそうです。
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この子をトースターで焼き、上にバターをたっっぷり塗ります。
この穴にバターたちが染み込んで、噛むとジュワッときます。
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バターだけでもいいんですが、彼女おススメのオックスフォードマーマレードを塗ります。
普通のマーマレードよりも柑橘がたくさん入っているのと、軽く焦がしているのかほろ苦い感じがバターとよくあいます。
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今日から出来るだけ、実はイギリス飯は美味しい!という投稿をたくさんしていきたいです!

エディンバラはスコットランドに位置する大変美しい都市です。
私はイギリス=ハリーポッターみたいなぐらいのイメージなので、景色なんかはハリポタの映画のアレを期待することが多いです。
しかしロンドンはあまり外国感がなく、むしろ東京にいるかと錯覚するような感覚を覚えます。
そんな中訪れたエディンバラは、まさにあの映画で見た暗い天気に石造りの荘厳な建物が並ぶ、私が想像するイギリスそのものといった感じでした。

市内中心部のショーウィンドウが並ぶ通り。
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この建物はどうやら教会とかではないらしいものの、大変美しい。
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エディンバラ城。
お城の中にはジョージ2世が生まれた部屋、スコットランド女王メアリースチュアートが使ったものや、王冠などが残されています。
入場料はたしか19ポンドでした。
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この高台から見える景色は大変素晴らしかったです!
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エディンバラにはこういう細い小径と階段が至る所にあります。
スーツケース持って上り下りするのは大変でしたが、眺めは最高でした。
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見るもの全てがロンドンよりもイギリスっぽくて、いつまでも街を眺めながら歩いてられるエディンバラ。
今回はメキシコ滞在があるのであまり長くイギリスにはいられませんが、いつかまた、グラスゴーや、他の地方にも行ってみたいなと思います。

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