酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

オアハカを調べて是非行きたいと思っていた、トルコのパムッカレによく似た石灰華段丘、Hierve el Agua。
ここがなかなか遠いため、お手頃なツアーに参加しました。

入場料は25ペソですが、その前に通行料とかなんか色々あって60ペソくらいかかります。
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エントランスから坂道を下ると、水が溜まった石灰華段丘があります。
泳げます!
もちろん水着持ってきました。
しかし夕方だからか、水は結構冷たいです。
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石灰なので、この泥で顔をこするのはお約束。
だれもやってないけど、旅してるとスクラブもピーリングのやつも持ち歩けないので、時々こうやって毛穴の汚れを落としています。
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Hierve el Aguaとは岩の滝、という意味だとか。
その名に違わず石灰が溢れ出している絶景が見れます。
ツアーなので1時間の滞在でしたが、個人で来たらこの周りをトレッキングしたりとかもできるみたいです。
この滝を下から眺めることもできるようです。
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オアハカ中心部から数十キロ離れたところにあるミトラ遺跡に行ってきました。
この近くの絶景、Hierve el Aguaに行くのに200ペソ、ミトラも込み込みの1日オアハカ近郊ツアーも200ペソとあり、そりゃツアーやろ、ということで現地のツアー会社で申し込みました。
英語ツアーを申し込んだのにスペイン語ガイドしかつかず、英語部分はだれかそこら辺の人に訳してもらって、という適当っぷりでした。
日本だとクレームものだとは思いますが、今回はこのおかげでツアーのみんなと仲良くなれました。

まずはお約束の写真撮らないといけないやつ。
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ミトラ遺跡は700年ごろくらいに作られた神殿です。
サポテカ族には社会的階級があり、その上位の人しか入ることを許されなかったそうです。
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これが神殿入り口。
この辺りでは生贄の儀式も行われましたが、殺されたのは人間ではなく動物であったと言われています。
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円柱は2人で抱いてやっと、というくらいの巨大なものです。
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この神殿の見どころは、当時の模様がとてもきれいに残っていることです。
上部の、段と渦巻きの模様は、段は人の一生(出生、成長、結婚、死だったはず)を表し、渦巻きはまた初めの段階に戻ることを表します。
サポテカ族は輪廻転生を進行しており、これはそれを象徴する模様です。
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少し離れたところには、上位貴族と王族のみが使用できるお墓があります。
中も公開されており、神殿同様の模様で埋め尽くされていました。
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つくづく思いますが、インターネットが発達してくれたおかげで昔なら到底会えなかった人とも会えるようになっています。
Airbnbの体験から見つけた、オアハカ古来から伝わる方法でヒーリングしてもらう、という体験に行ってきました。
部屋に入った瞬間からハーブの良い香りが漂います。

英語の堪能なヒーラー、イネスさんが使う道具と思想を説明してくださいました。
イネスさんは、オアハカのサポテカ文明の技法でヒーリングを行います。
サポテカは文字を持たない多神教で、地水火風の4要素を大切にし、ここに自分の魂を沿わせることがあるべき姿である、という考えだそうです。
ここにイネスさんが用意したのはハーブ類(今回はローズマリーとメキシカンバジルを使用)、メスカル(昔はプルケだった)、ろうそく、楽器(オカリナと小さいシンバルみたいなもの)です。
これら一つ一つが地水火風を表します。
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儀式途中は写真は禁止されていました。

まずは自分の言葉でお払いしたい内容を伝え、イネスさんがそれをサポテカの言葉に直してくれます。
メスカルを飲み、ハーブを手と全身にもみこんだりして全身を清めます。
その後はイネスさん主導でライムやハーブで全身をこすってもらいました。

最後に使用したろうそくを頂き、終了です。
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どうやら全身にいろんなものが憑いていたようで、終わった後明らかに身体が軽くなりました。
お祓い用のツールも持っているので、私の場合は頻繁にやらなければと改めて思いました。

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