酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

こないだまでうちにいたキャロリンの友達のケビンとその息子さんのスティーブンが日本にやってきました。
また例によって観光案内をしていて、車好きの彼らはあのよく走ってる公道マリカーをやるとのことでついてきました。

このカートというやつ、エンジンかけたら原付の音がしていました。
ナンバーは水色のやつで、ミニカーという種類になるそうです。

マリカーやりたかった息子さんは一人乗りのカート、私はケビンパパ運転のトライクの後ろに乗っけてもらいました。
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ケビンとスティーブンはピカチュウとかリザードンを着てたけど、私はフリースはクソ暑いのでこの特攻服みたいなやつにしました。
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日本橋のあたり。
車に乗れない民なのでこんな景色をノーヘルで風を感じながら見れるのはとても新鮮でした!
私はトライク後部座席なのでスマホいじっても怒られません。
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秋葉原あたり!
ガイドさんが前を走って先導してくれます。
車体がトラブってもすぐ代わりの車持ってきてくれました。

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赤信号のタイミングとかでガイドさんが丁寧に全員分写真を撮って、最後サイケな感じに加工して焼いて渡してくれるまでありました。
これは旅行の思い出としてすっごいいいと思いました!
こんなん私が外国人なら絶対やりたい。
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この公道マリカーのお店はどうやら浅草と渋谷にあって、それぞれ大体1時間半のコースです。
スクランブル交差点渡るやつは渋谷で予約しないとダメみたいです。
浅草の方はスカイツリーを見ながら日本橋、秋葉原、上野、浅草寺の前を回って帰ってくる感じです。
多分夜の方が外国人が好きそうなブレードランナー感が出るんじゃないかな?と思います。

チキンティッカの実験をしたときにインド料理屋でよく出てくる緑のソースを作りました。
先日上野のベジハーブサーガに行った時のソースがやたらめったら美味しかったので、どうしても自分で量産したくなりました。

参考レシピはティッカに引き続き安心安定のティラキタ様!!!
もうこちらのサイトには十年以上お世話になってます。

材料のパクチーのところを紫蘇に、青唐辛子のところをピーマン(1個)に置き換えました。

ピーマンで青唐辛子の代用をさせるのはいろんな場面で大変有用です。ヨーグルトはインド料理屋で出てくるやつより結構多めに入ってるので、少量から始めるのがいいです。

もう、めっちゃ美味しいです。
マジでインドの味がします。
それでいて紫蘇。
今回はピーマンを使うことで辛味を抑えましたが、レモン汁と青唐辛子を柚子胡椒で代用することも可能なのでは?と思いました。
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和風インド料理、お店に伺ったことはないのですが、初台の和魂印才たんどーるというお店のレシピがそれはそれは秀逸でいつもお手本にさせていただいてます。
最近気になってるのは京都のINDIA GATEというビリヤニ屋さんで、鯛出汁やうなぎを使っているメニューをぜひ食べてみたいです。


先日お友達と行ったインド料理屋さんでチキンティッカを食べました。
いつも行くような現地み溢れるインド料理屋さんではなく、もはや和食に溶け込み始めたんじゃないかって感じのよくあるインド料理屋さんでした。
チキンティッカは通常炭火焼きなことが多いのですが、このお店のやつは真空パックで茹でるかなんかしたのか汁が出ていて、鶏胸肉なのにすごく柔らかかったです。
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この柔らかさの秘密を探るべく、例によってジャングルの奥地に向かいました。

肉を柔らかくする方法はいくつかありますが、大まかな仕組みとしてはタンパク質を分解することです。
つまりはプロテアーゼ酵素があればいいわけです。
簡単なのは塩麹に漬けるとか、玉ねぎのすりおろしやパイナップルの汁、蜂蜜で漬け込むっていう方法があります。
でもインド式はヨーグルト漬け込みです。
ヨーグルトは乳酸菌なのにプロテアーゼどこにあるんやと思ってたら、どうするのか乳酸菌がプロテアーゼを生み出すそうです。
今回はこれに着目し、ヨーグルト漬けとビオフェルミン漬けを食べ比べてみました。

ヨーグルト箇所以外のレシピはここを参考にしました。
安定安心のエスニック雑貨のティラキタ様。


スパイスを用意します。
赤くしたさあるからパプリカも参戦。
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食べやすい大きさに切った鶏胸肉にスパイとヨーグルトを入れます。
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こっちはビオフェルミンを入れます。
白い粉がそれです。
処方されたとき1回1錠飲めば良いと言われたビオフェルミンなので、とりあえず2錠くらいいれました。
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パプリカは小さじ1くらいいれたところでビオフェルミンチキンがパサつきはじめたのでやめました。
本業の方に聞いたらあの赤は着色料だそうです。
わたしの夢を返して。

この状態で丸一日冷蔵庫に入れます。
酵素的にもう少しあったかいところに置いてた方がいい気がするんですが、この季節肉腐りそうなので冷蔵庫にしました。
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焼きます。
一番上の4つがビオフェルミンチキン、真ん中と右下がヨーグルトチキン、下の3つが乳酸菌なしのチキンです。
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200度のオーブンで25分焼きました。
途中気分で中段から上の段に移しました。
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1番上がなんもなしチキン、左がビオフェルミン、右の色薄いのがヨーグルトです。
結果ヨーグルトが1番均等に柔らかいです。
ビオフェルミンは柔らかいところとそうでないところにムラがあります。
もしかしたらちょっと水かなんか足してビオフェルミンが全体に行き渡るようにすれば良かったのかも。

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緑のソースは創作、めちゃくちゃ美味しくできたので次のブログでレシピ書きます。

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