酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

ウシュアイアの見どころの一つは、Tierra del Fuego国立公園と、世界の果て鉄道、あと野生動物たちです。
国立公園と鉄道も気になっていたんですが、このツアーは外国人100ドルが最低価格、しかしペンギンツアーは60ドルちょいくらいで行けたので、電車よりペンギンをとりました。

朝9時にボートが出港し、チリとアルゼンチンの間のビーグル水道を往復して16時ごろ帰ってくるガッツリツアーです。

まず出港から1時間半で見えてきたのは、アシカのコロニー!
すごく小さい島に、アシカたちが群がって住んでいます。
一頭あたりの大きさと面積は、都内のワンルームと人間一人の比率より低そうです。
船が寄っても逃げないので、おそらく慣れているのでしょう。
Y字型の足で岩場を器用に落ちずに歩いていました。
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アシカ島にはコンドルもいました。
生コンドルはペルー以来です。
アルゼンチンのメンドーサあたりの先住民は、コンドルをとって食べていたそうです。
(動物の死体に塩をかけておく。するとそれを食べたコンドルは喉が乾いて湖に来るので、そこを狙って捕まえる。)
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次はウミウのコロニー!
ペンギンに似てるけどペンギンではない、Emperor coromorantという種類だそうです。
ウミウは飛べる鳥で、海中の魚を食べています。
飛ぶこともあれば、水面をダッシュすることもあります。
この鳥はこの辺り一帯にたくさんいて、コロニーもいくつかありました。
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そこからさらに2時間ほど進んだところに、ペンギンコロニーがあります!
ビーチを埋め尽くすペンギンは、思い思いに水中を泳いだりしています。
動物園で見るペンギンなんて、珍しくもなんともないけど、自由にペタペタ歩くペンギンは圧巻でした。
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フランクリン島では、ペンギンに近寄れるツアーを予約しています!
そちらも大変楽しみです!

丸3日間海の上で、ダラダラとご飯を与えられ続けるだけの幸せすぎる船ライフを満喫していました。
そして今日の朝、ついに最初の寄港地ウシュアイアに到着しました。
ウシュアイアはアルゼンチンの南端、アメリカ大陸のほぼ南端(本物はチリにある)にあたり、世界の果ての街と言われております。
世界の果てといえば、アラサーの私は少女革命ウテナしかでてきません。
セカオワとかJpopは疎いです。

朝8時前、ちょっと早いけど船を降りて外を散策しました。
相変わらず私の乗ってる船はすっごい大きいとつくづく思います。
南極に行く船の中では最大だそうです。
上の方にバルコニーつきのお金持ちルームが並ぶ中、私の部屋は船底に近い、軽く穴っぽい窓がある格安ルームです。
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降りてすぐにあるのは、世界の果てを示す看板。
薔薇の刻印がないからか、世界を革命する力は手に入りませんでした。
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その周りにはツアー会社がたくさんあります。
当日でも予約できるツアーがたくさんあります。
別途書きますが、ペンギンを見に行くツアーを予約しました!
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監獄博物館近くにあったシュールすぎるオブジェ。
大好物なので写真におさめました。
ここはいい街だと思います。
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街の北側にはアンデス山脈の南端が見えます。
私はアンデス山脈のほぼ上から一番下まで見たことになります。
感慨深いです。
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ウシュアイア中心部は、レストランやお土産もの屋さんがたくさん立ち並びます。
ツアー会社では、値段はわかりませんが南極ツアーやっているところもたくさん見かけました。
私が驚いたのは、世界の果てのハードロックカフェ!
残念ながらTシャツしかなく、ピンバッジは売っておらず、何も買えませんでした。
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3日目の豪華メシです。
2日目のご飯はビュッフェ会場で食べてたので、特に写真はありません。
しかしビュッフェ会場をチェックしていて、実はメニューは日々そこまで変わらないことを学んでしまい、またこのイケてるレストランに舞い戻ってきました。

問題はお洋服です。
黒のカットソーがあるので、そこに大ぶりのピアスを合わせてみたり、キラキラショールを合わせてみたりして、なんとかドレッシーな人に負けないようにしています。
顔面は、辛うじて捨ててなかったラメアイシャドウと、インドで買ったアイライナーと眉毛描くやつで必死になんとかしています。
キラキラアイテムはなんとか見えるビジュアルになれるので、偉大だと思いました。
正直ドレスとかないとつらいレベルです。
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今日は前菜がなんか和風だったので、和風生食アイテムを総なめすることにしました。
こちらはマグロのカルパッチョ。
マグロ?ピンク?!ほんまに魚?みたいなビジュアルだけど、めちゃくちゃ薄いけどおいしかったです。
常にお魚ロス気味のわたしには大変嬉しいです。
でも正直マグロより、このめかぶが美味しくて美味しくてたまりませんでした。
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前菜2品目は、多分帆立の貝柱。
パプリカはかけなくて良かったと思うけど、帆立は美味しいです。
横についてるきゅうりがまた合うこと。
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メインは、リゾーニパスタのシーフードソースでした。
リゾーニの料理をOrzoというんですね。
パスタの名前と、そのパスタを使ったときの料理名はちゃんと覚えた方がいいなと思いました。
魚介の出汁の効いたトマトソースは絶品、リゾーニによく絡んで最高でした。IMG_0841

お次はデザート。
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チョコレートラバケーキ、というのは「チョコボルケーノやで!」とずっと呟いてたアルゼンチン人の奥様の言葉により、即決。
つまりフォンダンショコラのキャラメルソースとコーヒーアイス添え。
美味しくないわけがありません。
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今日も大変幸せな夜ご飯でした!

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