酔う子のユーラシア大陸お散歩ログ

ソムリエで料理研究家の酔う子が自由気ままに世界で飲み歩く様子をお届け

前メキシコに来た時からそこそこ気になってたんですが、野菜売り場で売られているサボテン。
遂に買ってみました。

サボテン。
トゲトゲは全部処理されています。
水で洗って、火の通りやすさも不明なので、分厚めの千切りくらいで切ります。
切ってるとネバネバしてきます。
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中華スープにしようと思います。
炒めてる時点で野菜の水分でかなりとろみがつくので、これだけで皿うどんのあんとかになりそうです。
玉ねぎ、人参、舞茸と一緒に炒め、水と中華だし、こしょうを入れて煮ます。
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できた。
美味しそうなスープです。
このサボテン自体に軽く酸味があるため、サンラータンなんかにするのもいいと思うし、さっと湯通ししたサボテンに醤油と鰹節かけて食べるのもすごくいいと思います!
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旅の荷物のほとんどは服だと思います。
なんだかんだで着替えはいるし、一番かさ張るものです。
しかも長期になると寒い地域に行くことも考える必要があります。
私の服の選び方など書いておきます。

服を選ぶときのポイント
・小さくたためる事
・ 乾くのが早い事
 ホステルで手洗いして部屋干ししかできない場合もあるため。綿100%は避ける。

この2つを完璧に満たすのは、主に登山用品です。
そうなるとネックになるのが値段です。
一番お金をかける価値があったと思われるのは、パタゴニアのキャプリーン・サーマルベースレイヤーというもの。
モンブランのトレラン大会にいらっしゃった方にオススメいただきました。
すごく細かいフリースのようになっていて、ユニクロのウルトラライトダウンの下に着れば、南極も怖くないレベルで防寒できます。
サハラ砂漠で行われたトレラン大会では、このベースレイヤーとウルトラライトダウンがあれば砂漠の夜の冷え込みも平気だった、ということです。
100ユーロもしたけど、かなり使っています。

以下その他のアイテムについて。
基本的にキレイめな服はもともと好きではなく、デニムにTシャツが鉄板でした。
だからオシャレとか割と度外視してます。
すごい寒冷地に行く場合は山用品のお店ではなく、現地で探すか、ワークマンに行きましょう。

レインコートの上下セットのやつ
これは7年以上前に富士登山のために購入したコロンビアの上下セットになっているもの。
雨よけのみならず、ウルトラライトダウンの上から着たりして南極を乗り切れた。

ランニング用のレギンス
海外ではTシャツとこれで外出する人も多いので、そのまま1枚でも履けるし、寒かったらズボンの下に履くことも可。
しかもかさばらないのでかなり完璧。

Tシャツや下着
スポーツ用のものが乾きやすいので部屋干しも余裕。 
下着はできるだけ地味なものを選び、ミックスドミトリーでも干せるように対策すべし。 
スポブラは最悪水着だと言い張れるので、それもいいところ。
お土産にTシャツとか欲しくなるので、日本から持っていくのは最低限(キレイめスポットでも使える黒無地がおすすめ)でいい。

水着
絶対一つはいる。
海に入らなくてもジャクジーに行くかもしれないし、サウナで水着がいるかもしれない。
水着を下着がわりに使うのも良いが、意外と乾きにくいので要注意。しかも干してると水がよくたれる。
長袖のラッシュガードがあればスポブラの上から着てごまかすことも可能。
パーカータイプのラッシュガードはちょっとした防寒にも使えるのでなかなか便利。

ズボン的なもの
夏でも寒い地域は多いため、デニムやそれに準ずる厚手の素材の長ズボンは必須。
デニムは蚊に刺されにくいからとても良い。
短パンも暑いところなんかで活躍するし、パジャマにもなるし、洗濯も楽で良い。

タオル
マイクロファイバーのものが乾きやすいしかさばらないし吸水性抜群で良い。
ビーチなんかに行くとみんなタオルを敷いてるので、大きめサイズが何かと便利。


サンダルとスニーカー系のものは1セットずつ必要。
サンダルはドミトリーでシャワー浴びる時なんかも使うので寒冷地でも割と必須。
私が使っているのは、がっちり留められるTEVAのサンダル。
これだとガッチリしているから水の中でも無くさないし、ちょっとした山道も快適に歩ける。
私が出発する4月ごろは、まだ暖かくなっておらず、手に入りにくくて苦労した。
 

靴はランニング好きではない限り、トレッキングシューズが良い。
観光地には自然がいっぱいな場所も割と多いし、 海外はそもそも道がボコボコなのでトレッキングシューズはコケなくて良い。
また、キレイめな場所に行くためのパンプスは、H&Mとかで売ってるペラッペラのフラットシューズがかさばらなくて良い。

洗濯
洗濯機が使えない場合は、なんだかんだで手洗いが一番よく落ちると思う。
超音波洗浄機とか色々あるけど、日本から持っていくならウタマロせっけんとか、固形の洗濯石鹸が1つあると便利。
あとこの防水袋はお高いけど軽いし、洗濯だけでなくビーチに行くときなんかにも使えるので大変便利。
 

私は体が強い方ではなく、風邪も引きやすいし、お腹もよく壊すし、何か色々と起こりやすい体質です。
そして何かあったら重症化する前にさっさと薬を飲んでしまおう、と思うタイプです。
海外では下手に病院にも行けないため、もしものことを考えながら薬を準備してると、下手したらスーツケースの半分が薬で埋まります。
市販薬にアレルギーがあるとか持病があるとかならそもそも長期旅行はお勧めしませんが、そこまでではない人のために薬のことを書きます。
日常生活でよく使う薬で、私が旅で持ってる薬、日本で買うべきもの、海外で買った方がいいものを書いておきます。

日本で買った方がいいもの
・漢方薬
 日本で売られているツムラとかクラシエの漢方薬は粉末になっていて小分けになっていて、体質に合う場合はしっかり持っておいた方が良い。
 中国より日本の方が漢方の種類が多いし、世界各国の中華街で売られる漢方は煎じる前の原材料だったりするので色々面倒くさい。

・抗生物質軟膏
 化膿した傷のみならず、変な虫に刺されたときにも塗れるし、痔の応急処置にもなる。
 変なものを食べて下痢が止まらないときにちょっと飲むとかいう緊急利用も効いた(自己責任で)。
 日本に暮らしていた時もこの軟膏には随分助けられた。
 

・イソジン
 うがいをするという習慣は日本のものなので、海外には期待しないこと。
 また、外傷の消毒にも使えて便利。

海外で買えるもの
・痛み止め
 海外のが相対的に安い。
 どこでも買えるから日本からは少量持っていけば良い。

・風邪薬
 その土地の風邪にはその土地の薬がよく効くと思う。
 風邪のひき始めにいろんな症状を予防したいときは、総合風邪薬、という言葉を調べていくこと。
 場所によっては出ている症状を治す薬しかくれない。
 これはイギリスの、お湯に溶かす風邪薬。
 お湯に溶かすタイプは総じてよく効く。
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・お腹が痛くなったときの薬
 その土地の下痢にはその土地の薬がよい。
 インドの下痢はインドの薬局で速攻治せるし、メキシコには寄生虫の薬も売られている。
 これはインドで買った下痢止め。
 液体のは抗生物質で、ガンジス川に浸かったあとにもキメた。 
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・虫除け
 その土地の蚊にあった虫除けを使うべし。
 日本のは弱っちい。
 ジャングルで野糞するときはお尻までしっかり塗ろう。

その他
・低容量ピル
 タイで買うのが安くて良さそう。
   

・痔の薬
 イギリスで買ったやつはよく効いた。
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各国の薬局事情
・タイ
 抗生物質でも何でも買えるし安いので、何かあればここで買っておくのがいい。
 薬局は英語が通じることが多い。
 日本だと病院で処方してもらわないといけない美容系のものも買えるらしい。
 薬局ではないが、バンコクのスネークファームでは予防接種も安価なので、たくさん打ってもらうのが良い。
 

・インド
 抗生物質でも何でも買えるし、意外と信用できる。

・イタリア
 国民性として薬が嫌いなようで、本当にピンポイントの症状でしか薬を売ってくれない。
 泣きそうになりながら必死で頼めばやっと奥から出てくる時もあるので、症状は大げさに伝えること。
 イタリアは外国人に対しても救急医療が無料だけど、思ったより人がいなかったのは、この医者や薬嫌いの国民性にあるのかもしれない。

・イギリス
 どうやら何でも買えるのと、何でも大変よく効く。
 

・メキシコ
 何でも買えて、例えば風邪の症状が酷いと薬局で注射まで打ってくれるらしい。
 国民のほとんどが保険に入ってないためこんな感じらしい。

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